韓国の朴槿恵(パク・クンヘ)大統領は11日午後青瓦台(大統領官邸)で就任後初の国務会議を招集・主宰した際、現在の朝鮮の動向に対して、韓国は対応措置を強化すると表明した。
朴槿恵大統領は、現在朝鮮の動向は不安定であり、対応措置を強化し、延坪島の住民、開城工業団地に滞留する民衆を含む全国民の人身の安全を切実にしっかりと保障せねばならないと述べた。
朴大統領はさらに、先週国連安全保障理事会で朝鮮の核実験問題の決議が採択され、朝鮮の挑発は後からすぐエスカレートすることとなり、朝鮮に核放棄させ、正しい道を選択することを促すためには、緊密な国際協力が十分に重要だと述べた。朴大統領は 外交通商部に充分に役割を果たし、積極的に外交ルートを通して、当面の情勢に合った対応戦略を制定するよう要請した。
当日のやや早い時間、朴槿恵大統領は尹炳世(ユン・ビョンセ)外交通商長官を含む新内閣の長官13名を任命したが、国防部長官などの部長4名は未だ任命がされていない。
「新華網日本語」2013年3月12日
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