報道によると、中国が2010年に希土類の輸出を削減、各国の実需業者は代替供給国を探している。世界安全保障分析研究所のジャック・リフトン氏は「重希土類の供給が安定していなければ、製造業者は何かを製造する決定を下せないだろう」と指摘。代替供給国の重要性について「米国で重希土類の供給が安定していれば、ゼネラル・エレクトリック(GE)は国内で磁石を製造することを決めるかもしれない」と述べた。
J.A. Green & Company のジェフ・グリーン社長は、米政府はすでに重希土類が必要な武器システムに適用する、中国と無関係で高品質の磁石サプライチェーンを形成したことを明らかにした。またカナダの磁石製造会社は、米政府からジェットエンジンの原料に使われる 酸化イットリウムの供給を求められたという。米国の磁石製造会社も、米政府がネオジム磁石の研究に投資するという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年11月8日 |