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中日の膠着状態の打開の鍵はどこにあるか

 

しかしながら、中日の膠着状態を打開する鍵は中国ではなく、日米にある。「虎の首に鈴を結びつけた者にその鈴を解かせよ」という言葉がある。釣魚島問題を最初に作り出したのは日本であり、その火に油を注いだのが米国だ。釣魚島問題はまさに1世紀前に日本が釣魚島を盗み取ったこと、そして第2次大戦後に米日が釣魚島をひそかに授受したことによって生じたのだ。日米共にその歴史的過ちを正視する必要がある。現実に背を向けた政策をとってはならない。日本については、歴史事実の隠蔽と歪曲を続けるのは、自らが背負う歴史の重荷をどんどん重くし、釣魚島問題の適切な解決に障害となるだけである。米国については、釣魚島問題の経緯を本来十分に理解しているのに、歴史的責任を回避し、曖昧でどっちつかずの外交表現を用いて釣魚島が中国に帰属するという歴史事実をおろそかに扱うのは、釣魚島に対する日本の主権幻想を助長するだけである。

古人いわく、巧詐は拙誠に如かず。釣魚島問題はすでに日米のアジア太平洋戦略と対中戦略を判定する試金石となっている。ある時期以降の事実は以下の事を証明した。釣魚島問題において、日本はどんなに深謀遠慮し、様々な手管を弄しても、かえってまずい結果に陥るのがしばしばだ。米国はうわべは公正妥当な姿勢だが、実は日本の肩を持っており、本来うまく立ち回ることを望んでいるが、結局は板挟みになるのがしばしばだ。中日間の膠着状態を打開するには、日本は二枚舌的なやりくちを捨て去り、誠意をもって交渉のテーブルにつく必要がある。米国は言動を一致させ、釣魚島の主権問題において「特定の立場をとらない」との発言を真に実行し、日本に余り幻想を抱かせないようにする必要がある。

日米が地域の平和・安定・繁栄という共通の利益に立って、偏屈で狭隘な思考の代りに理性的で戦略的な思考によって、釣魚島をめぐる中日間の紛争を受け止め、処理することに中国が希望を託しているのは確かだ。だが中国はこれについて過分の望みは抱いておらず、いつでもコンビネーションブローによって自らの立場に注釈を加える用意がある。

元米政府要人代表団の今回の訪問が、中日の膠着状態の打開にいくらか建設的役割を発揮することを望むばかりだ。(編集NA)

「人民網日本語版」2012年10月24日

 

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