国連のダルフール問題担当のエリアソン特使は7日ハルツームで、「スーダン西部のダルフール地域で近いうちに平和を実現することを私は楽観視している」との考えを示した。
エリアソン特使はこの日、スーダンのイスマイール大統領顧問、アコル外相とそれぞれ会談を行った。会談後、エリアソン特使は、記者団に「関係各方面が、ダルフールの和平プロセス再開に払った努力はすでに具体的な進展を見せた。近いうちに政治的な解決案に達する見込みである」と述べた。
イスマイール大統領顧問は、「スーダン政府は、国連とアフリカ連合が結んだダルフールでの合同平和維持行動展開に関する協定を遵守し、さらに、国連安保理が合同平和維持行動に資金を提供する協定をできるだけ早く採択するよう希望する」と語った。
「cri」2007年7月8日 |