張先令さん(44歳)とその夫はかつて黒竜江省鶴崗鉱務局の関連会社で働いていたが、数年前にリストラされ、その後はアルバイト先を転々とし、安い賃金と不安定な雇用を余儀なくされていた。二人の子供が進学し、高齢の母親は病気になり、暮らし向きは大変厳しかった。だが今年9月、コミュニティの労働保障担当者のサポートを得て、ある公共団体でコミュニティのクリーン・エコ作業員の職を見つけることができた。現在は毎月約300元の固定給のほか、余暇に行うアルバイトの収入もあり、生活は大きく改善された。
あるデータによると、今年は全国で新たに1千万人以上が就職し、都市部の登録失業率は低下する見込みだ。9月末までに、「ゼロ就業家庭」(就業者のいない家庭)84万7千世帯のうち81万世帯では少なくとも世帯構成員の一人が就職した。
「人民網日本語版」2008年10月29日 |