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庶民の生活  
改革開放から30年(1)「節約第一」から「何でも買う」時代へ

 

アメリカの心理学者のマズローは、人間の欲求には、生理的欲求・安全の欲求・親和の欲求・自我の欲求・自己実現の欲求の5種類があるとする。中国の改革開放30周年を見てみると、人々の消費が変化し、基本的な欲求からより高い欲求を少しずつ実現する過程があった。「節約第一」の時代から「買いたいものを買う」時代へ、「衣食を満たす」時代から「心を満たす」時代へ、「黙って堪える」時代から「尊厳に価値を見出す」じだいへ、人々の消費観は大きく変化した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

▽「節約第一」時代から「買いたいものは買う」時代へ

内蒙古自治区烏蘭察布(ウランチャブ)市在住の馬智恵さんはもうじき70歳。「みんなの暮らしが本当にどんどん良くなってきた。昔は節約できるところは節約してきたが、今ではすぐに何でも買うようになった」と話す。

1979年に馬さんと夫の月収は100元に増え、暮らしがだいぶ楽になったが、それでも毎日の細かい計算は欠かせなかった。馬さんは裁縫を覚え、家族の衣服が自分で作れるようになる。「当時の服は見た目はどうであれ、身体を覆って、寒さを防ぐためのもので、一枚の上着を姉妹で交替で着ていたよ」と昔のことを思い出す馬さん。

2002年に息子の王小軍さんが全貯金をはたいて大きな一軒家を買い、家族は喜んで新居に移る。それから2年も経っていないのに、王さんはローンでより住み心地がいいように2回の転居をした。

孫娘は就職して2年足らずで、「月光族」(毎月収入を使い果す若者)に仲間入りし、収入のほとんどを流行品の購入にあてている。子供たちをみて、「買いたいものは買い、お金がなくても使っている。もっと細かく計算して、貯金をしないと。暮らしが良くなっても、節約は大事」と馬さんは話す。

「人民網日本語版」2008年11月5日

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