北京市統計局・国家統計局北京調査総隊が14日共同発表した統計データによると、1978~2007年までの30年間で、北京市全市の給与所得者の平均年収は673元から3万9867元に上昇、年平均上昇率は15.1%となった。「新京報」が伝えた。
統計によると、1993~2007年、北京の平均給与水準は急激に上昇した。一方で各業種間の平均給与の上昇率は大きく異なり、2004~2007年の賃金最高業種と賃金最低業種の格差は5.5~6倍となっている。
1993~2002年、平均給与が最も上昇したのは金融・保険業で、上昇率は33.1%にも達した。その他8業種の上昇率は20~30%の間で、それぞれ国家機関・社会団体、科学研究、教育・文化芸術、電力・ガス、交通運輸、社会サービスなどとなっている。
2003~2007年、平均給与の上昇率が最も高かった金融業の上昇率は20.8%。一方最低は住民サービスおよびその他サービス業で、7.5%にとどまった。
「人民網日本語版」 2008年10月15日 |