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中日関係の30年  
日本人の目 改革開放以来の中日30年⑥

◆加藤嘉一(80年代生まれ、北京大学留学生)

古代から20世紀末まで、中国人と日本人の国力はずっとアンバランスで、両国民の相手に対する気持ちもずっとアンバランスだった。

21世紀初めになって、時代は変わった。日中は未曾有の「二強」時代に入った。中国人は発展を求め続け、ますます自信をつけている。日本人も現状を維持しつつ、さらに政治面で強国になろうとしている。

中国が台頭する陰で、日本人は焦り、さらにはコンプレックスさえ感じながらも、対抗しようと必至だ。

中日両国政府と国民が互いに認め合うには、「枠組みの構築」とか「管理」が必要ではないか。互いに認め合うという問題では、相手が考え方を改めてくれるのでは、などと単純に期待するのは間違いで、非現実的だ。認め合うのはどこまでもお互いのこと、問題が起きるのもどこまでもお互いのこと、それを処理するのはそれ以上にお互いのことではないだろうか。(文中敬称略)

「北京週報日本語版」2008年11月7日

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