◆山田(銀行員、中国での仕事歴約30年)
30年前、中国はまだ非常に貧しかったが、日本はすでに豊かな国になっていた。戦争の問題では当時、多くの日本人はまだ日本の中国侵略をはっきりと記憶し、中国に対し贖罪意識があった。30年という年月が過ぎ、中国も豊かになり、強国となった。そうした経済上の格差がかなり縮小されると同時に、中国に対し贖罪感を抱いていた日本人は経済の一線の仕事から離れていった。
経済格差の縮小は、日本の中国に対する見方にも新たな転換をもたらした。
「北京週報日本語版」2008年11月7日 |