◆木村哲〔パナソニック(中国)有限公司副董事長〕
80年に松下電器産業が開催した展覧会の説明担当として中国を訪問。92年に派遣社員として再び中国に。当時、松下はエアコン市場の開拓に期待を寄せていた。中国市場の規模について予測したところ、各種データから200万台前後に達することが分かった。
その後、家庭への電力供給が徐々に増えてきたことから、一般家庭の電器メーターも5アンペアから10アンペアへと切り替わった。20アンペアになってからは、エアコンは非常に大きな市場に成長。年間エアコン販売台数は現在、2000万台まで伸びている。
この30年近くの間に、中国は大衆消費時代を迎えた。
「 北京週報日本語版」2008年11月7日 |