張華明さんの息子夫婦は自由恋愛でゴールインした。張華明さんは「息子の結婚問題を心配する必要はなかったよ。親として婚礼を取り仕切ればいいだけだ」と話す。
新郎の張志剛さんは6日早朝、高級車十数台を率いて新婦を迎えに出かけた。車は色取り取りの花で装飾され、華やかな様子が周囲の目を引く。婚礼は専門のブライダル会社によってプロデュースされ、当地で一番格式の高いホテルで披露宴が行われた。
披露宴では、周囲からの祝福の声の中、スーツ姿の新郎とウェディング姿の新婦が、シャンパンを開け、指輪を交換した。
張志剛さんたちの新居には、冷蔵庫、洗濯機はもちろん、液晶テレビやパソコンといった電化製品が並んでいる。壁には、ポーズや背景の異なる結婚写真が何十枚も飾られ、幸せいっぱいの様子が部屋中に満ちている。張志剛さんたちはこの披露宴が終わった後、新婚旅行に繰り出す予定だ。
みなからの祝福を受けた「金婚・銀婚・新婚」披露宴の席上で、張華明さんは「改革開放から30年、我が家の経済状態がよくなったのは、国の政策による恩恵だと思う」と感慨深げに述べた。張華明さんは、「またこのような特別な方法を通じて、張家の歴史を刻み、子どもたちに感謝の気持ちを教え、新たな未来を築いていきたい」と抱負を語った。
「人民網日本語版」2008年11月10日 |