「Jefen」のファッションショー
改革開放30年来、中国のアパレル業界全体も時代的な変化を遂げた。今日、中国は世界最大のアパレル消費国であり、また世界最大のアパレル生産国でもある。だが、中国はまだアパレル貿易の強国にはなっていない。いかに創意ある優れたデザインをするか、いかに高付加価値のアパレルを創造するか、いかに国際的に鳴り響く自主ブランドを打ち出すかが、アパレル業界のこの10年で最も関心を集めた話題だった。10年の発展を経て、中国には張肇達、郭培、張子、羅崢など国際的に知られるデザイナーが誕生。06年10月の国慶節に、デザイナー謝鋒のブランド「Jefen」が初めてパリのファッションウイーク・オープニングショーに登場、世界の注目を集めた。中国人デザイナーへの国際ファッション界デビューを象徴するものだ。仏服飾連盟のディディエ・グランバック会長はこう語っている。「中国は経済の飛躍を遂げて、すでに低コスト加工を提供する国から真の意味でのファッション大国へと移行する象徴的な時代を迎えた」
「チャイナネット」2008年8月27日 |