小崗村はこの2年、農学専門家の指導の下で、地元に適する農業経済の発展に力を入れ、ブドウの栽培だけで40ヘクタールに達し、各世帯の収入も毎年2000元余り増えている。ブドウを運ぶ農民。
――専業合作社(業種別協同組合)
農業は弱い産業で、農家は市場競争で弱い立場にある労働者層であるため、1家族1世帯の農業生産者が連合して初めて、市場の風波に抵抗することができる。1980年代、農村には新しい専業合作社が現れ始め、90年代になると、山東、江蘇、浙江など農業産業化が先に発展した地区では専業合作社はすでにかなりの規模を具えることになった。専業合作社の多くは一定の規模を持つ栽培業か養殖業の世帯または村の幹部が発起して組織し、農家に情報や技術、販売、供給、加工などのサービスを提供するもので、農民が市場経済に適応する上での大きな創造であった。2007年7月1日、「中華人民共和国農民専業合作社法」が正式に施行し、専業合作社も新たな発展段階に入った。
「北京週報日本語版」2008年10月13日
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