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張家口、多様なアプローチで造林緑化推進し森林率向上
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· 2016-06-27 |
タグ: 造林;張家口;社会 | 印刷 |
2000年から2015年にかけて、河北省張家口市の森林被覆率は20.4%から37.05%に上がり、16.65ポイント増加した。張家口市は乾燥、少雨、悪い立地条件など生態保護における悪条件が揃っているが、造林緑化の新たな仕組みやモデルを探求・革新し、造林、資金、管理・保護などの問題を効果的に解決し、緑化効果に優れ、総合的収益が高く、持続力が強い造林の道を切り開いた。
多種多様な造林モデル
張家口市は政府の促進と市場メカニズムを結び付けることを堅持し、土地のリースによる造林、協力による造林などさまざまな造林モデルを積極的に開発し、推し進めている。今年、生態保護に参与する緑化企業は300社余りに達している。
荒れ地の造林適地面積が小さく、荒れ山面積が大きいという現実的な困難に対して、張家口市は「張家口市荒れ山緑化奨励実施方法」を打ち出した。統計によると、今の時点で、同市では荒れ山緑化面積34万1900ムー(1ムーは約6.67アール)に対して64の企業・個人が投資意向を示しており、契約済み面積は約33万1800ムー、完成造林面積は3万1900ムーとなっている。
多種多様な資金調達方法
中国緑化基金会は4月、寄付金200万元を出資して、張家口市政府と共同で「中国緑化基金会グリーン張家口特別基金」を設置し、2022年の冬季五輪会場中核エリアで200ムーの「五輪ボランティアモデル記念林」を造成する。これは張家口市の基金による資金調達の成功事例となった。
今年、張家口市は中国グリーン二酸化炭素吸収源研究院張家口分院と20カ所の中国グリーン二酸化炭素吸収源基金会二酸化炭素吸収源ボランティアステーションを設立し、全国で唯一各県・区全てにボランティアステーションを置いている都市となり、二酸化炭素吸収源林業プロジェクトを推進するために良好な基盤を築いた。
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