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第7回中米戦略・経済対話が始まる
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· 2015-08-24 · 人民網 |
タグ: 中米戦略・経済対話;新型大国関係 | 印刷 |
第7回中米戦略・経済対話と第6回中米人的・文化交流ハイレベル協議の合同開幕式が23日に米ワシントンで行われた。習近平国家主席の特別代表である劉延東副総理、汪洋副総理、楊潔チ国務委員、オバマ米大統領の特別代表であるケリー国務長官、ルー財務長官のほか、バイデン副大統領も出席して挨拶を述べた。
劉副総理は「中米戦略・経済対話と中米人的・文化交流ハイレベル協議が初めて同時に米国で開催されることには特別で重要な意義がある。習主席は米側と新型の大国関係を共同構築し、双方の非衝突・非対立、相互尊重、協力・ウィンウィンを実現することが中国の外交政策の優先的方向であることを特に指摘した。複雑で変化に富む国際情勢を前に、中米双方が協力すべき、または協力できる分野は非常に広い。われわれは両国関係の正しい方向性をしっかりと把握する必要がある。中米双方が大局に着眼し、互いの核心的利益を尊重し、これに配慮し、建設的方法を堅持し、戦略面の誤解や誤った判断を回避しさえすれば、溝は管理・コントロールできるし、共同利益も守られる」と指摘した。
汪副総理は「中米は新興大国と守成大国との対立・衝突という古い道を歩むわけにはいかず、新型の大国関係の構築という平和共存の正しい道を歩まなければならない。今回の対話は習主席の初の公式訪米を前に行われるものであり、特別かつ重要な使命を担っている。米側と共に、対話を通じて習主席の訪米に向けて堅固な基礎を固めたい」と表明した。
バイデン副大統領は「米国は中国の台頭を望んでおり、中国の発展を抑え込む意図はない。平和的に発展する中国は米国、アジア、世界にプラスだ。米中の多くの分野での協力は重要な成果を挙げている。米側は中国側と各分野の協力を深化し、公正で健全な競争を行い、溝を適切に処理し、長期的で安定した米中関係を発展させ、21世紀のグローバルな試練に共同で対処することを望んでいる」と表明した。
ケリー国務長官は「今回の戦略・経済対話ではクリーンエネルギー、グリーン経済、海洋開発、サイバーセキュリティー分野の協力拡大について踏み込んで検討し、アフガニスタン、イランの核開発、対テロなど国際・地域問題での協力強化について重点的に話し合う」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年6月25日
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