ケリー米国務長官は16日に休養を終えて、ワシントンに戻った。ケリー長官は近く開催される第7回中米戦略対話・経済対話について、重要な会議となり、一連の共通関心事について十分な議論が行われるとの見方を示した。中国新聞社が伝えた。

ケリー長官は先月31日、フランスで自転車走行時に転倒して右大腿骨を骨折。帰国後、ボストンで手術を受けた。今月12日に退院して休養をとっていたが、16日午後にワシントンに戻った。

ケリー長官は16日午後、第7回中米戦略・経済対話やイラン核問題の最終段階の交渉への参加など当面の予定をメディアに紹介。米中戦略・経済対話に今後数日間焦点を合わせるとしたうえで「地域情勢の推移から考えて、今回の対話は非常に重要な会議となる。米中両国は貿易、経済その他共通関心事を取り上げる」「両国が共通して直面する問題について十分な議論が行われると確信している」と述べた。編集NA）

「人民網日本語版」2015年6月17日