24日午前10時17分、上海世界博覧会(上海万博)の来場者累計が延べ7千万人を突破した。
出展者200カ国・組織と来場者延べ7千万人は、中国が2010年世界博覧会誘致の際に打ち出した目標だった。この目標は、上海万博開幕177日目に見事実現した。
上海万博実行委員会上層部は24日午前、テレビ電話会議システムを通じて、会場の第一線で働くスタッフ全員に、目標達成に対する労いの言葉をかけた。
上海万博局関係者は、「組織方、出展者、来場者が一緒になって、来場者累計の新記録を生み出した。万博に対する多くの来場者の大いなる熱意と積極的な参与、組織方に対する出展者各位の理解、支持、協力に感謝している。万博組織方は、閉幕の最後の瞬間まで、出展者と来場者に全力でサービスにあたる」とコメントした。
上海万博は、計246の国家・国際組織が出展し、開幕した。開幕した5月1日以降、万博園区では平穏で秩序ある運営が続けられ、園区のサービスレべルは絶えず高められ、国内外からの来場者は増加の一途を辿った。開幕36日目に来場者は累計1千万人を突破、その数は夏の到来とともにますます増加した。特に、端午節、中秋節、建国記念日連休には、来場者がピークを迎えた。
10月16日、上海万博は1日来場者数103万2700人、累計来場者数6462万800人といずれも過去最高を記録した。その後しばらく、1日の来場者は60万人以上を維持、閉幕直前の来場ピークを迎えた。
博覧会国際事務局(BIE)のロセルタレス事務局長はこのほど、上海万博に対する人々の参与度について、かなり高い評価を示した。(編集KM)
「人民網日本語版」2010年10月25日
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