中国2010年上海世博会(上海万博)会場内でのライセンス商品の売上高は現在までに、すでに4億元を超えている。上海市商務委員会の顧軍・副主任によると、会場以外に全国31の省・自治区・直轄市で、5500カ所以上の万博ライセンス商品販売店での総売上高はすでに200億元を突破、開幕から2カ月あまりで当初の販売目標を達成した。
8日に開催された万博商業サービス専門記者発表会によると、万博ブームに伴い、万博ライセンス商品の開発テーマも増え続け、メーカー数は360社以上、製品は29品目、数万点とバラエティーに富んでおり、消費者の人気を呼んでいる。
世博局会場商業管理部の林声勇・部長によると、万博会場内ライセンス商品販売店の経営状況は予測を上回り、1日1平方メートルあたりの売上高は平均300元前後、1千元を超える店舗も現われている。最も人気を集める商品は1個50元前後の万博マスコットキャラクター「海宝(ハイバオ)」のおもちゃ、バッジ、携帯ストラップ、および手ごろな価格の貴金属などに集中している。
林部長は、会場に不法に設けられた露店、あるいはライセンス商品の押し売りについて、会場商業管理は関連部門と連携し法に基づいた積極的な措置を講じており、摘発を強化、流通・販売の各管理を統合し、会場での正常な参観と商業活動の秩序を保障、消費者の適切な権益を保護すると述べている。(編集HT)
「人民網日本語版」2010年7月9日
|