自分で栽培した野菜であれ、スーパーで買ってきた肉や乳製品であれ、冷蔵庫に保管して新鮮さを保つ必要があるが、2015年の都市生活を紹介するエリア「天下一家」は、私たちが渇望するインテリジェント冷蔵庫を展示している。この冷蔵庫は食材の新鮮度を教えてくれるだけでなく、さまざまなメニューを提供してくれる。キッチンの「小さな助手」と言えよう。係員の趙穎さんは、「この冷蔵庫は開けずに中の食材を確かめることができます。例えば、中にニンジンがあれば、その新鮮度や主要成分などが冷蔵庫の表面に表示されます。そしてなによりも、その食材を使ったメニューを推薦してくれるので、それを見ながら調理することができ、健康的で美味しい食事が楽しめる」と話す。
趙穎さんによると、2015年のこの理想的なキッチンには、人間の知恵と科学技術のアイデア溢れる飲食設備が集まり、調理効率を大いに高めていると同時に、低炭素・環境保護を大幅に実現しているという。また、水循環を実現する「クリーンシンク」については、「シンクもキッチンの重要な一部分です。私たちは毎日、野菜や果物を洗いますが、その汚水は中の汚水処理システムによって浄化され、循環再利用されます。これによって水資源を大いに節約できるのです」と紹介する。
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