上海万博の「日本国家館デー」のイベントが12日午前に開催され、日本の鳩山由紀夫前首相や中国の劉延東国務委員ら中日両国の各業界の関係者が出席した。劉延東国務委員は挨拶の中で、日本の鳩山由紀夫前首相に歓迎の意を表した上で、「上海万博の企画運営の中で、日本の政府と各界から中国に大きなサポートがありました」と感謝の気持ちを表した。また劉延東国務委員は、挨拶の中で次のように述べた。
日本は万博の重要な参加国、推進国であり、大阪、沖縄、筑波、愛知などで2回の総合的な国際博覧会と3回の専門的な国際博覧会を成功させた。万博は戦後の日本の発展と飛躍の歩みを示すもので、日本の参加は万博精神の発展と普及を推進したと言える。
上海万博で、日本は史上最大規模の展示を行い、「生命体のように呼吸する建築」をコンセプトに、独創的で芸術的な「かいこじま(紫蚕島)」を建設した。調査によると、日本館は開幕からずっと人気の高いパビリオンの1つだ。
上海万博の企画運営の中で、日本の政府と各界から中国に大きなサポートがあった。日本の国会では党派を越えた議員たちによる「上海万博協力議員連盟」が発足された。これは世界で唯一の機関である。日本の人たちの上海万博に対する参観意欲が高まり、多くの日本人観光客が見学に訪れることが予想される。上海万博が中日両国と両国国民の相互理解を高め、協力を深める重要なきっかけとなることを信じている。
ジャパンデーに合わせ、日本側は万博文化センターで日本の特徴的な出し物を披露してくれる。日本の悠久な文化を表す伝統楽器の演奏や歌舞伎、中国で非常に人気のある日本の歌謡曲のコンサートもある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年6月12日
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