上海万博日本館は12日、「ジャパンデー」を迎える。日本のトップグループ・SMAPの公演が13日に予定されていたが安全面から取りやめとなり、ファンを落胆させたが、日本展示エリア総代表の塚本弘氏が取材で明らかにしたところによると、12日のジャパンデーには大型文芸イベントを開催、谷村新司さん、ヴォーカルダンスユニットw-inds.など、日本の有名歌手やグループが多数、ステージに上がる。

塚本氏によると、日本館ジャパンデーのイベントは「こころのつながり-調和のとれた未来のために」をメインテーマに、今月12日午後4時から万博センター大会堂で上演される。日本館は中日両国で名高い谷村新司さんのほか、人気ヴォーカルダンスユニットw-inds.、在日チベット族歌手・alan（アラン）、在日上海出身歌手・アミン（amin／巫慧敏）、在日中国人歌手兼二胡演奏家・呉汝俊（ウー・ルーチン）などが一堂に会し歌声を披露する。また、日本の伝統的なからくり、能、太鼓演奏を楽しむこともできる。

ジャパンデーに続いてジャパンウィークも開催される。塚本氏によると、12日から18日までアジア広場で毎日、「コ・フェスタ IN 上海」と題したイベントが開かれ、アニメ・マンガファンの楽園となる。コスプレのほか、「カワイイ」をテーマにした演出が満開となり、全世界を風靡したハローキティも15、16日の両日ステージに登場する。アジア広場以外にも日本館イベントステージでは、日本アニメで最高の人気を誇るドラえもんが初めて、3D映像でお目見えする。

上海万博は開幕から既に1カ月あまりが経ち、その人気はうなぎのぼり。今では1日あたりの入場者数は延べ40万人以上となっている。これについて塚本氏は笑顔で、「このペースでゆけば、大阪万博が40年間維持してきた延べ6400万人の記録は軽く更新されますね」と語った。（編集HT）

「人民網日本語版」2010年6月10日