ポーランドの琥珀アクセサリー
上海万博会場の大舞台では、参加国がそれぞれ自国で製造した商品の数々を販売し、中国の観光客に人気を集めている。「広州日報」が伝えた。
中国初の開催となる今回の万博は、のべ7000万人が訪れると予想され、この中には、中国のハイエンド消費者層がほとんど包括されていると言える。この巨大なビジネスチャンスをどのようにつかみ、競争力のある自国の製品をどのように売り込むかは、参加各国の共通の課題となっている。
最新の統計によると、現在万博会場における一日あたりの販売額はすでに1千万元を突破しているという。これには世界各国の参加企業も大喜びだ。
クロアチア館では、半円形の展示エリアが様々なネクタイに「占領」され、中国人観光客の注目を集めている。ここで展示されているネクタイは様々なタイプに分かれており、価格は200元から500元まで、様々だ。
ポーランド館では、10平方メートルほどの展示エリアにポーランド産の琥珀が所狭しと並べてある。ポーランドの琥珀アクセサリーは世界的にも有名で、同国で最も競争力のある製品の一つだ。この琥珀販売コーナーはとても人気を集めており、スタッフによると1日の販売額は約10万元に上るという。
各パビリオンを巡る中国人観光客はこのほかにもフランスの手袋、チリのワイン、アイスランドのミネラルウォーター、ベルギーのチョコレートなどなど、様々な製品を見て周っている。すばらしい商品と販売技術に、中国人観光客たちはつい財布の紐を緩めてしまう。
5月1日-23日にかけて、万博会場の累計販売額は2億7663万1400元に上ったという。開幕から3週間目以降は、会場の1日当たり販売額が1千万元を超えている。(編集SN)
「人民網日本語版」2010年6月8日
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