上海万博開幕からちょうど1カ月が過ぎた。日に日に暑さを増す天候でも、人々の万博への情熱は衰えることはない。30日までに、累計入場者数は延べ770万人を超えた。5月だけでも上海万博はナショナルデー、国際組織栄誉デーを25回開催したほか、国内各省・自治区・直轄市ウィークイベントが10回以上行われた。
この1カ月間、入場者の流れ、天候、安全保障など様々な試練を乗り越え、万博運営状況は平穏を保ち、各項業務も既に安定軌道に入った。運営過程で浮かび上がった問題や不足については調整、改善が不断に実施され、入場者が異国情緒あふれるイベントを心ゆくまで満喫し、最先端の科学技術、あるいは文化を体験できるよう保証している。また、多くの国家・地域の政府要人も続々と姿を見せ「万博外交」を展開、上海万博は世界各国・地域の人々にとって相互理解、平等交流の「グローバルサミット」となった。
上海万博を軸に展開される外交活動は、中国にとって全方位的な今年の一大外交となる。各国・地域政府要人100人以上、外国(地域)人観光客数百万人が上海を訪れ万博関連イベントに参加、「万博外交」は中国にとって今年の外交の重点のひとつだ。
メディア評論によると、各国・地域政府要人、著名人が上海に集まり、各メディアが上海万博に注目していることは、密度が高く、頻度の多い、多方向の、各種言語による対話により、海外にとってより客観的に、バランス感覚を持って中国を感じ、中国を理解するまたとないチャンスであり、中外双方が開放的に交流・対話する絶好の縁となる。(編集HT)
「人民網日本語版」2010年5月31日
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