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新十六舗フェリーターミナル

 

十六舗(シーリウプー)という名称の起源は清代末期、1860年代にさかのぼります。当時、太平天国軍による進攻を防ぐために、清朝の地方官僚が商店を地区ごとに分け、治安や交渉ごとを担う「舗(プー)」という組織を作りました。一から十六まであった「舗(プー)」の中で、最大だったのがこの埠頭のある十六舗です。150年の歴史を誇る十六舗埠頭は、かつては極東最大の埠頭で、上海の水上のゲートと呼ばれていました。

緑したたる展望台に、「黄浦江の雲」という美しい名前で呼ばれるテラスが4つ、設置されています。このテラスは鉄とガラスという硬質の素材を用いながら、最先端の技術を駆使して、柔らかく優美なラインを描き出しています。

ウォーターフロントの特性を生かし、「黄浦江に寄り添い、母なる河に親しみたい」という市民の願いをかなえるために、展望台と川面との間は水と親しめる流線形の遊歩道が設けられています。

「北京週報日本語版」2010年5月25日

 

外白渡橋
新十六舗フェリーターミナル
外灘(バンド)
城隍廟、豫園
田子坊
金銅製プーシキン像のある街角
上海ワールドファイナンシャルセンター
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