上海万博のポーランド館はその奇抜な「切り紙芸術」の外観で来場者の視線を素早くとらえ、昼夜を問わず人々を惹きつけている。2010年はちょうどポーランド人の有名なピアニストで作曲家?ショパンの生誕200周年にあたり、ポーランド館に話題を添えている。
ポーランド館の見どころはその外観だ。直観的な画面に満ちた外観は抽象的かつ不規則で、表面には民間の切り絵細工のような透かし彫りの唐草模様がちりばめられている。同館は中国とポーランドの文化の一連の共通点を体現したものだが、切り紙もそのうちの一つだ。
パビリオンに入ると、切り紙の図案を通過した様々に変化する光線が館内を明暗に彩り、見る者に奇妙な美しさの印象を与える。視覚的な体験、視覚的なイメージ、コミュニケーション手法が同館の中心となっている。(編集YH)
「人民網日本語版」2010年5月18日
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