Imprimer cet article

Commenter cet article

中文 | English | Français | Deutsch
北京週報日文>特集>2010上海万博>万博ニュース
新バンド、上海をより美しく

 

ヒューマンな再開発

50年代から、バンド地域では6、7回再開発が行われており、規模最大は、90年代初めの道路改修と今回の総合再開発だ。

展望台に設置された長いすは観光客に便利

 

同済大学副校長の伍江氏は「バンドのそれぞれの再開発は、時代の要請と特徴を具体的に示している。90年代初めの再開発では、洪水防止と交通機能が重視されたが、今回はバンドの景観面の特徴と公益面の特徴をより明確に表すためだ」と説明する。

90年代の再開発では、上海の南北交通の渋滞問題を解決するため、バンドの道路を南北交通の幹線道とした。当時、洪水防止用壁を外側に移動させて、幅37メートルの自動車専用道を建設し、さらに陸橋などを敷設。同時に、洪水防止用壁を高くし、歩行者がゆっくりと観光できるよう、その上を展望台にした。

展望台を掃除する衛生局の職員

 

だが、経済構造の調整に伴い、バンドのレジャー空間としての機能は強化されることはなかった。調査によれば、ウイークデーのバンドの1日平均流動人口は、延べ10万-20万人、日曜は延べ30万人、メーデーや国慶節など重要な祭日には延べ百万人に達している。洪水防止壁上の展望台は人でぎっしり埋まり、観光客や広範な市民による公共イベントの要請に応えられないのは明らかだ。

新バンドは主に二大機能を備えている。市民と内外の旅行客に休憩・観光の場を提供する。新たに建設されたバンドの歴史で初めての地下自動車道、バンドトンネルは通行車両の70%を吸収するため、バンドは車が主体の空間から、人が主体の空間へと変わった。

ウォーターフロントは拡張され、黄浦公園や陳毅広場など四つの広場が新規に建設された。公共イベント開催場所は以前に比べ約40%拡大。上海バンドというこの「都市のホール」はより広大になり、「公共性」もより深まり高まった。

今回の再開発では、ヒューマンな設計がより多くの細かなところで具体的に表れている。公共トイレやベビールームなどの増設だ。展望台の長いすで観光客は旅の疲れを癒すことができ、展望台下のコンビニエンスストアでは旅行の必需品が購入できるので便利だ。

   前のページへ   1   2   3   次のページへ  

リンク 人民網日本語版 中国網
チャイナネット
人民中国 中国画報 新華ネット 中国国際放送局 東方網
このウェブサイトの著作権は北京週報社にあります。掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
住所 中国北京市百万荘大街24号 北京週報日本語部 電 話 (8610) 68326018 (8610) 68996238  京ICP备08005356号