中国を訪問中の溝畑宏・観光庁長官は13日、北京での記者会見で、上海万博の開催期間中に100万人以上の日本人観光客が訪中する見込みであることを明らかにした。
記者会見に出席した溝畑宏長官
世界で注目される上海万博がまもなく開幕する。主催側は350万人の外国人観光客を万博に引き込み、日本からは観光客総数の約3分の1を占める100万人が訪れる見通し。
「日本は上海万博の最大の応援者だ」と意欲を示す溝畑宏長官
溝畑宏長官は、「日本は国を挙げて上海万博を応援する」との姿勢を示し、「国のみならず、地方公共団体、民間を含め、官民一体で、できるだけ多くの方が上海万博に飛び出すための連携の協議をしている。できるだけ多くの方が上海万博に行き、そこで交流することで、中国から多くの方に来てもらうことにつながると思う」と述べた。
溝畑宏長官は12日に訪中し、中国国家観光局の邵琪偉局長と会談した。これは溝畑宏氏が観光庁長官に就任して以来最初の中国訪問となる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年4月13日 |