上海万博のチャンスを充分に活用し、中国観光業界の発展を推進、上海万博の入場者数延べ7千万人(うち海外観光客350万人)の目標を実現すべく、中国国家観光局は全世界で今月から、「2010年万博観光推進月間」イベントを展開する。同イベントの開幕式典が1日、東京で行われた。
「2010年万博観光推進月間」は今年の「中国万博観光年」の重要イベントのひとつであり、推進期間中、「万博観光」をメインテーマに、中国国家観光局は世界の20以上の国の100都市以上でテーマが鮮明で、内容が豊富であり、多様な形式の推進イベントを約200回、集中的に開催する。イベントでは万博の理念を広く広報、昂揚し、中華民族5千年のきらびやかな文明と新中国60年、とりわけ改革開放30年の輝かしき成就を披露、中国の豊かで多彩な観光資源を展示し、「万博参観、中国観光」ブームを呼び起こすのがねらい。
中日両国は過去数年来、観光分野での往来が日増しに緊密化しており、昨年の中国への日本人観光客数は前年比3.73%減少したものの、依然として延べ331万7500人となり、さらに下半期は10月を除き、各月の訪中観光客数は前年比で伸びをみせ、日本は再度、中国観光の最大のマーケットとなった。このような背景の下、中国国家観光局は昨年、「2010年上海万博日本人入場者数延べ100万人以上」とする目標を掲げ、「世界100都市万博観光推進月間イベント」の開幕式典を東京で開催する運びとなった。(編集HT)
「人民網日本語版」2010年2月3日 |