
テーマ
「酔・美しい貴州、避暑の楽園」。「酔」の字は、「最」と同じ発音であることから、「酔う」と「最も」の2つの意味が込められている。また、貴州の特産品である「茅台酒」も暗に提示し、茅台酒を効果的に使ったパビリオンになっている。
設計理念
貴州館の設計理念は、「原点回帰、自然に戻る、より良い生活」。開放的なつくりのパビリオンは、華やかに着飾った少数民族の少女のように見える。貴州省の多様な文化が盛り込まれ、貴州省を知らない人にも強烈なインパクトを残すデザインになっている。
パビリオンのメイン通路の両側は、貴州省の少数民族の少女がつける銀の髪飾りを大胆に模しており、貴州省の民俗的特色と貴州人の華麗でもあり素朴でもある精神を表している。銀の髪飾りは風に揺れると互いにぶつかってチリンチリンと音を立て、それは音楽のように心地よく、展示に動きや精彩を添える。パビリオンは銀の髪飾りと環状の「風雨橋」(トン族特有の屋根のついた橋)とが一体になって、少女の冠のように見える。2階から流れ落ちる水のカーテンは少女のスカートのようである。

展示概要
600平方メートルの展示空間は、「山水の饗宴、生態の故郷」「文化の宝庫、心の故郷」「ネットワーク都市、夢幻の故郷」の3つのゾーンに分かれる。「山水の饗宴」では貴州省の神秘的な自然景観を、「文化の宝庫」では豊かで多彩な人文景観を、「ネットワーク都市」では現代的な交通システムを展示する。
貴州館ならでは工夫は、先端技術を使って茅台酒の瓶から水が流れ出るようにし、茅台酒の濃厚な香りが展示ホール全体に広がること。また、毎日先着100人に茅台酒を1杯サービスするほか、通算で1000人目、2000人目、3000人目・・・・・・と千の倍数の来場者には茅台酒1瓶をプレゼントする。
上海万博の184日間の会期中、貴州館ではたくさんの民俗・演芸活動が催され、貴州省からやって来た少数民族の少女たちによるすばらしいショーも繰り広げられる。貴州館の約300人の演者は、プロの演者ではなく普通の人たちであるため、来場者は貴州省のありのままの文化や生活を体験することができる。「貴州省ウィーク」にはパレードや広場及び特設ステージでのショーが予定されており、貴州省に住む18の少数民族の無形文化財と歌や踊りが披露される。
「チャイナネット」 2010年2月2日 |