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ドイツ館ドイツが上海万博出展契約に調印、「調和都市」のパビリオンを企画

 

   

22日午後、ドイツと上海万博組織者が正式に2010年上海万博出展契約に調印し、同時に独立パビリオン形式による万博出展を宣言して、訪れた見物客らに「調和都市」を表現するという。上海市政府副秘書長・上海万博局局長の洪浩氏と上海万博ドイツ展示代表のディトマール ・シュミット氏が、双方を代表して調印を行い、上海万博中国政府総代表の華君鐸氏が会議に出席した。

ドイツの独立パビリオン形式による万博への出展

上海市政府副事務総長・上海万博局局長の洪浩氏が上海万博ドイツ展示総代表のシュミット氏に海宝を寄贈

ドイツ・パビリオンのシミュレーション

 調印後、ドイツは数々の典型的都市生活空間と施設によるドイツの都市生活を表現した国家パビリオンである「調和都市」を公開するとともに、「ドイツ製造」商品による都市問題解決案を紹介した。ドイツ館は生活の更新と保留・新規と伝統・共通性と個性・仕事と休息・グローバル化と民族性との保持を重要性を表現するという。

 シュミット氏は会議の中で、上海万博への投資はドイツの万博史上最高である。また上海万博はドイツの工業部門、各研究機関と組織にドイツ建設都市、都市生活問題解決案展示の場を提供してくれる絶好のチャンスであり、上海万博開催期間中には900万人以上の見物客がドイツ館に訪れるだろう、と述べた。

 2008年3月に、ドイツ経済・技術省の指導者らの下、13人で構成された委員会によって選び抜かれた六つの方案の中から、最終選考で「調和都市」を上海万博におけるドイツの最高出展案とすることを決定し、選抜には信頼度が高く、数々の国際展示、大型国際イベントでの経験があるドイツ出展案委員会のメンバーらが参加して行なわれた。またドイツが過去参加した2005年日本愛知万博、2008年スペインサラゴサ万博の案も同委員会のメンバーによるものだという。

 ドイツ政府経済省はケルン万博国際株式会社にドイツ館の準備・実行と各方面における提携と未来展示館の運営を依頼し、2006年6月3日に上海万博への正式な出展が承認された、第1陣の上海万博出展参加国のうちの一つである。また国家館の展示の他に、ハンブルク・ブレーメン・ボン/ブハラ市とフライブルが提出した都市実践案も上海万博ベストシティー実践区プロジェクトに推奨され、ぞれぞれハンブルクの「新耐久性建築プロジェクト」、ブレーメンの「知識から創造へ、都市交通解決案」、ボン/ブハラ市の「スペース、学校から始まる省エネ」、フライブルの「フライブル・ヴォーバン居住区、旧兵営自然保護改善モデル」などがある。

 

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