イスラエル政府と上海万博局が、2010年上海万博の出展契約に調印
上海市政治協商会議副主席、上海万博局副局長の周漢民氏とイスラエル展示エリア代表のIrit Ben-Abba氏が、双方を代表して契約に調印
万博ネット12日付ニュースによると、イスラエル政府と上海万博局が12日、2010年上海万博の出展契約に調印した。上海市政治協商会議副主席、上海万博局副局長の周漢民氏とイスラエル展示エリア代表のIrit Ben-Abba氏が、双方を代表して契約に調印した。イスラエル政府は、2007年12月に出展を決定し、119番目に出展意向を表した国である。
イスラエル館のテーマは「より良い革新、より良い生活」で、人々に伝統的かつ進歩していくユダヤ文化を展示し、会話などの形式を通して、見学者にユダヤ文化と中国文化の共通点を伝えるという。テーマを強調するために、同館は十分に「革新と未来」の要素を活用して、「海の貝殻」と名づけられたパビリオンは、マスコットの「海宝」や上海沿海都市の特徴と符合するものである。同館の外観は2基の流線型建築から構成され、まるで取り囲んでいる両手のように、イスラエルのサイエンスとクリエイティブを象徴するという。
挨拶するイスラエル展示エリア総代表のIrit Ben-Abba氏
挨拶する上海市政治協商会議副主席、上海万博局副局長の周漢民氏
Ben-Abba氏は、同館の展示面積約2000平方メートルで、囁く花園・光のホール・革新ホールの三つの体験ゾーンに分けられ、自然・ユダヤ文化・未来への挑戦と対話できると紹介した。同館のクライマックスは、革新ホールであり、見学者は、ここで浮んでいる三次元空間の中で展覧を見学でき、イスラエルの各領域でのサイエンス革新と成果を観覧できるという。
周氏は、両国の文化交流は長い歴史があり、上海万博組織者は真剣に出展サービスを提供し、切実に「成功した、素晴らしく展示させ、忘れ難い万博」を感じさせ、全力的にイスラエル館及び「成功した、素晴らしい、忘れ難い展示」の万博を作り出したいと語った。
上海万博組織者が、イスラエルのゲストに海宝を贈呈
イスラエル館の資料写真