13日午後、上海万博事務協調局とスペインは上海で正式に中国の2010年の上海万博の展示に参加契約に署名して、スペイン国家館の建設案も同時に公表
スペイン国家館の全体図
上海万博事務?和局は13日午後、スペインと中国の2010年上海万博展示参加の契約に署名し、スペイン国家館の建設案も同時に公表した。上海市政府副秘書長・上海万博事務協調局局長の洪浩氏とスペインの上海万博参加総代表カウル・カンド氏は、中国・スペイン双方を代表して展示参加契約に署名し、中国2010年上海万博政府総代表の華君鐸氏が契約に署名した。スペインの駐上海総領事アントニオ・ゼクロ氏も調印式に出席した。
この後公表されたスペイン国家展示館のデザイン案は、一つの空間を前の四方型の箱と異なった籠形に分割して、見物客を順調に見物させ、室内温度を調和する役割をする。室内には映像室などの用途の異なる空間がある。展示館全体は、鋼の建築材料をヤナギ枝を覆うようになっている。建築の意図は、スペインの異なった地域の手工芸者によって、違った自然な色を利用してヤナギ枝を違う図案に編む形となる。
展示館のデザイナーの解釈によると「建築の籠型デザインの理念は、上海万博のスペイン国家館の位置と関係があり、黄浦江に近く両岸をつなぐ橋梁にも近づく。国家展示館全体の投資予算は1800万ユーロだ」と語った。
洪氏は挨拶の際、「スペイン国家館のデザイン案は独創的な工夫が込められていて、スペイン国家館のテーマ“科学技術の革新を通じて再び都市コミュニティを作る”が十分に展示され、もう一つの新しい角度から、情熱奔放なスペイン人民の“都市を享受し、 生活を享受し”という歴史的伝統を表している。これは2010年の上海万博の“より良い都市、より良い生活”というテーマに対するすばらしい解釈だ」と話した。この案に基づくスペイン国家館は、上海万博の7000万人の見物客をスペイン館が特に表現したい「都市の昨日、今日と明日」の独特なテーマの表現を経験させるだけでなく、さらに人々にスペインの輝く歴史と人民の知恵と革新精神を体験させることができる。
洪氏は「スペインがみごとに1992年ゼルリア万博を催したことがある。2008年の万博は、またスペインサラゴサで開催する。何度も万博を開催したことがある国家の一つとして、スペインが持っている豊かな万博の経験は、上海万博組織者が学び参考に値する」と話した。
スペインは5カ国目の上海万博組織者と展示参加契約に署名した国家であるともに、4カ国目の国家館建築のデザイン案を公表した国家である。