上海市政府副秘書長・上海万博事務協調局局長の洪浩氏と、イタリア展示区の総代表のBeniamino・Quintieri氏が、それぞれ中国・イタリア双方を代表し、出展契約に調印した。中国2010年上海万博政府総代表の華君鐸氏が共に調印した。
イタリアと上海万博局が中国2010年上海万博出展契約に調印
万博ネット30日付ニュースによると、イタリア政府と上海万博事務協調局は30日午後、万博ビルで正式に中国2010年上海万博出展契約を調印した。上海万博組織者と出展契約を締結した国は22カ国となり、イタリア国家館の建築デザイン案も同時に発表された。上海市政府副秘書長・上海万博事務協調局局長の洪浩氏と、イタリア展示区の総代表のBeniamino Quintieri氏が、それぞれ中国・イタリア双方を代表し、出展契約に調印した。中国2010年上海万博政府総代表の華君鐸氏も共に調印した。
駐中国イタリア大使のSessa氏があいさつ
洪氏があいさつ
洪氏はあいさつの中で、イタリアは世界で重要な影響力を持つ展覧会で有名な国で、万博の歴史に耀やくページを書いており、閉幕したばかりの国際展覧局143回大会で、ミラノが2015年万博の主催権を得た。このため、イタリアと中国は単純な出展者あるいは組織者の関係ではなく、特別な友情を持つ姉妹万博の関係を持っているのだと語った。
Quintieri氏があいさつ
当日に発表されたイタリア国家館案によると、イタリア政府は万博エリアの沿岸で6000平方メートルを占める独立館を建設することになるという。イタリア側は、イタリア館のデザイン案は、65人の応募作の中から選ばれたもので、一時的に「人の都市」と名づけられた。
イタリア館のデザイン案のインスピレーションは「上海ゲーム」から
イタリア政府は上海万博に絶えず熱い支援を与えている。イタリアのミラノ、ベネチア、ボローニャという3カ所の都市が提出した案は、いずれもベストシティー実践区に入選した。その他に、イタリアの上海万博出展バイリンガル公式ネット(www.expo2010italy.gov.it )も4月30日に正式に開通となった。