皆様こんにちは。日本政府代表の塚本弘です。
上海万博開催1年前を迎えたことに対し、お喜びを申し上げると同時に、上海万博の準備作業にご尽力されている皆様に対し、心より敬意を表します。
私はこれまで、昨年の政府代表就任以来4回上海を訪問致しましたが、その度ごとに万博会場を拝見し、現場における博覧会の準備が進んでいることを実感しております。
日本館は本年2月27日の着工以来、基礎工事を行っており、5月から本格的な建設に入ります。
日本国家館のイメージ
また、日本館の展示については、日本館テーマ「こころの和・わざの和」、メッセージ「つながろう!調和の取れた未来のために」を楽しく感じていただけるよう詳細を計画中です。
このたびに日本館の中国語の愛称を「紫蚕島」に決定しました。中国の皆様におかれては、今後はぜひ日本館を、この名前でお呼びいただければと存じます。
愛称と同時に、日本館のシンボルマークも決定しました。このマークは「笑顔のつながり」をテーマにしたものですが、これは日本館のメッセージのキーワードである「つながり」、特に「こころのつながり」を大切にする気持ちを表現しています。
日本館のシンボルマーク・「笑顔のつながり」
このように、日本は1年後の万博開催に向け、全力で日本館の準備に取り組んでいます。
上海博の開催を通じて、東アジアから世界に向けて希望に満ちたメッセージを発信していくことが重要です。日中のより深い関係の発展のためにも、日本館の出展を通じて上海博の成功に貢献していきたいと思います。
2009年5月1日
2010年上海国際博覧会 陳列区域日本政府代表
塚本弘
「上海万博公式サイト」より