常州
江蘇省南東部に位置し、東は太湖、北は長江に面し、観光資源は多彩で2500年あまりの歴史をもつ江南の文化都市。早くも五千年前の新石器時代末期には人類がここに住み、太湖湖畔のその他の地区の人々とともに輝かしい独特な馬家浜文化、松澤文化、良渚文化を生み出した。輝かしいこの歴史は常州にたくさんの名所旧跡を残した。例えば春秋淹城、唐代の古刹天寧寺、南朝の古塔文筆塔などには、古い都市の風格が現れている。
常州観光局公式ネット http://www.cztour.com
淹城
常州市の南、市街地から約7キロメートルのところに位置し、春秋時代(前770~前476年)の古城遺跡のなかでも最もよく保存されている。中から外に向けて三重の城壁と堀が張り巡らされ、このような建築形式は中国の都市遺跡の中でここだけに見られる。ここでは1000数件の貴重な文化財が出土し、その中でも2800数年前の丸木舟がもっとも完璧に残る最古のもので、「天下第一舟」とよばれる。
交通 公共バス510号
文筆塔
紅梅公園東南部隅にあり、南朝の斉の建元年間(479年前後)に建てられた。文筆塔の本体はレンガ・木造で、高さは48.38メートル、七重八面で、どの階にも4つアーチ窓があり、中にはらせん階段があり、塔の上に登って全市を一望することができる。「文筆の夕日」は常州名景のひとつといわれる。
天寧禅寺
常州市東門外に位置し、常州に現存する規模が最大で、保存状態の最もよい古刹。その特徴は「殿が大きく、仏陀が大きく、鐘が大きく、太鼓が大きく、宝鼎が大きい」という「五つの大」です「東南一の僧林」だと褒め称えられる。天寧寺内には八殿、二十五堂、二十四楼、三室、二閣などの主要な建築物がある。大雄宝殿は寺最大の仏殿で、3尊の大仏を奉納し、これは俗称を「三世仏」といい、真ん中が釈迦牟尼仏、左右が東方世界の薬師瑠璃光仏、西方の極楽世界の阿弥陀仏である。正殿の両側の壁には石刻の羅漢像が518枚はめ込まれ、その芸術的レベルは非常に高く、寺の貴重な宝物となる。
交通 公共バス1、3、7号
問い合わせ電話 0086-519-88899590
ホームページ http://www.tianningsi.org
交通
常州の交通は便利で、滬寧鉄道(上海-南京線)、滬寧高速道路、312国道、104省道、京杭大運河などが常州の発達した交通網を構成し、常州空港にも20数本の国内線が就航している。長江常州港は国家の対外開放一類の港とし、ここから船に乗って国内外の大きな港に直行することができる。
|