鎮江
長江と京杭大運河の交わるところに位置し、呉の文化の発祥地。ここは風光明媚で傑出した人物を輩出し、三山(金山、焦山、北固山)という国家の重点風景名勝区と宝華山、南山の2つの国立森林公園を持つ。江蘇省には13の全国重点的開放寺院があるが、鎮江にはそのうちの4つがある。長い歴史が鎮江に多くの文化財を残している。見事な焦山碑林や風情ある宋元古街などが、この古い都市の3000年の長い足跡を記録し、伝説や歴史的逸話にとんだ金山寺が更にそれに不思議で美しい色を添えている。鎮江は都市のなかで自然を楽しむことができるところで、自然に溶け込んだ歴史都市である。
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金山風景名勝区
市街地の北西約2キロメートルの所に位置あり、海抜は43.7メートル。金山風景区は独特な建築をもち、すべてが山にそって建てられ、慈寿塔が金山の頂上にそびえ立っている。そのため、昔から「金山寺は山を包み隠し、寺を見て、塔を見て、山を見ず」といわれる。どの場所も感動的な神話や伝説をもつ。おもな見どころとして、天禅寺、白竜洞、法海洞、慈寿塔などがある。
交通 公共バス2、104号
西津渡古街
鎮江の西の雲台山の麓にあり、もともとは山を切り開いて作られた山道で、下には長江があり、ここから向こう岸の瓜州に達することができる。古街の全長は約1,000メートルで、街じゅうに六朝~清代の歴史遺物が見られる。石畳に深々とついた轍の跡、道ぞいの古い店舗、さまざまな二階建ての家、窓の彫刻や色もまだらになったカウンターなどすべてが世の移り変わりを語る。
交通 公共バス2号
南山国家森林公園
南山とは、招隠山、黄鶴山、夾山、九華山などの諸山の総称で、面積は約18平方キロメートル。南山風景名勝区は市の中心から2.5キロメートルのところにあり、招隠景区、竹林景区、鶴林景区、文苑から出来ている。ここは山並みが続いており、木は青々と茂り、文化的景観と自然景観がともに支えあい、国立森林公園で、有名な省レベルの景勝地でもある。おもな見どころは招隠寺、虎跑泉、竹林寺、文苑などがある。
交通
鎮江は長江と大運河の交わるところに位置するので、水路・陸路とも交通が発達している。高速道路と一般道路が互いに補いあう交通ネットワークをもち、鎮江から北京、上海、広州などの列車があり、便利である。水路でも、内陸河川航路によって沿岸の重要都市に行くことができる。
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