紹興
浙江省中北部に位置する、第1回中国国家級歴史文化都市、第1回中国優秀観光都市のひとつ。この地の歴史は長く、古今を通じ、たくさんの有名人がここに居住し、多くの名所旧跡と有名人旧居を残したため、「名士のふるさと」とよばれる。紹興は典型的な江南の水郷の風景を持ち、たくさんの見所がある。全市には国家レベルと省レベルの風景名勝区が8カ所あり、魯迅の故里、蘭亭、沈園、大禹陵、東湖、鑑湖、新昌大仏、繊道古橋、枕河民居、安昌古鎮などが有名。長い歴史文化をもち、水郷、橋の里、酒の里、書道のふるさと、名士のふるさとなどとよばれ、たくさんの国内外の観光客を引きつけている。全市の主なイベントに、中国の水都風情祭り、蘭亭国際書道祭り、国際紡織博覧会などがある。
紹興観光ネット http://www.sxtour.gov.cn
鑑湖
紹興市の南に位置し、またの名を長湖、鏡湖という。中国南東で有名な水利工事で作られた古鑑湖が廃棄された結果残ったもので、湖塘、容山湖、石湖、白塔洋などの遺跡が現存する。湖は長さ約15キロメートル、面積3平方キロメートル。鑑湖の水質はきわめて良く、内外にその名を知られる紹興酒は、この湖の水を取って作られた。その他にも、湖畔に馬臻の墓、陸遊の故里、三山、快閣跡などの古跡がある。鑑湖の一帯は、江南の典型的な水郷の風景をもち、湖上の橋と堤が相連なり、ときに漁船がゆっくりと通り過ぎる。
会稽山景区
紹興市街区の東南部に位置し、大禹陵、百鳥楽園、香炉峰の三大名所をメインとした景観区。会稽山は中国古代の立国の聖君である禹が治水の大功績をなしとげ、妻とめとい、封禅(天地の神を祀る)を行った場所である。大禹陵は会稽山の観光地区内の重要な名所旧跡で、国家レベルの重要文化財となる。主に祭禹広場、禹廟、禹池、告成橋、碑亭などの見どころがある。
交通 公共バス2、10号
ホームページ http://www.sxdyl.com
沈園
中国の有名な古典庭園のひとつで、紹興市延安路にあり、南宋(1127~1279年)期の私的庭園で、800年余りの歴史をもつ。南宋の有名な愛国詩人の陸遊(1125~1210年)と先妻の唐琬の凄惨なラブストーリのゆかりの地として非常に有名。現在は美しく優雅な沈園の内部には陸遊の記念館が造られ、陸遊の沈園における経歴、陸遊の愛国史と文学上の業績を展示している。
交通 公共バス7号
問い合わせ電話 0086-575-85129863
魯迅記念館
中国でも最も早い時期に作られた記念館。この館では中国の偉大なる現代文学家・思想家・革命家である魯迅(1881~1936年)の思想と発展をメインテーマに、魯迅の著作、写真、手稿、書簡、模型などを陳列している。中でも魯迅の少年時代における百草園や三味書屋などの生活、辛亥革命期の紹興での活動に最も特色をもつ。
交通 公共バス7、8、88号
問い合わせ電話 0086-575-85132080
交通
紹興は独特で優れた地理的位置をもち、張り巡らされた水路のために交通が非常に便利で、人々は船で市内の多くの観光地に行くことができる。鉄道・道路も整っており、北京、上海、広州などの大・中都市にも簡単に行くことができる。
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