漢字の「人」を核心アイデアにする中国2010年上海万博マスコット・「海宝」が18日夜、正式に発表された。中国2010年上海万博組織委員会第一副主任委員・執行委員会主任・党上海市委員会副書記・市長の韓正氏は、「吉祥中国――中国2010年上海万博マスコット発表会」に出席し、マスコット「海宝」を発表した。
国際展覧局事務局長のロスサタライス氏は、フランス・パリの国際展覧局本部から発信してきて、中国政府と万博組織者が、可愛くて喜ばしいマスコット「海宝」選定したことを祝った。
ロスサタライス氏によると、マスコットの発表は上海万博の準備課程で重大なことである。「海宝」のデザインは、中国漢字「人」の啓発によって、中国文化に深く根ざした。万博の核心理念は永遠に我々人間だ。「海宝」は中国2010年上海万博の「より良い都市、より良い生活」というテーマの伝播者であり、万博を通じて、人間性と生活の使者になるという。
「マスコット」はホストの特徴を代表するシンボルとして、各面からホストの歴史的発展、文化的観念、イデオロギー及び社会的バックグラウンドを示す。中国2010年上海万博マスコット「海宝」は、漢字の「人」を核心アイデアにして、中国文化の特徴を示すだけでなく、上海万博ロゴのデザイン理念にも対応したものとなった。
上海市人民代表大会常務委員会主任のキョウ学平氏、上海万博組織委員会副主任委員・執行委員会執行主任・中国貿易促進会会長の万季飛氏、商務部副部長の高虎城氏、建設部副部長の黄衛氏らが発表会に出席した。
マスコット発表会では、「上海万博中国館寄贈」の初寄贈式もあり、初めての寄贈者は海外華人・華僑と香港・マカオ・台湾同胞の代表、民営企業家、大手国有企業、金融業界、民族宗教関係者の代表である。韓氏、万氏らは寄贈者に証明を授与した。万氏は会場で、中国館寄贈サイト(www.expo2010china.com)をクリックして開通させた。
「北京週報日本語版」資料 |