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互いに助け合う中日友好都市の固い絆 769倍に及ぶ量の支援物資に込められた思いとは
本誌記者・李一凡  ·   2020-04-17  ·  ソース:北京週報
タグ: 友好都市;マスク;中日交流
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今年初め、大連市で新型肺炎が発生して以降、多くの日本の友人と都市、企業は進んで大連市に支援物資を寄贈した。景副処長によると、現在までに大連市政府外事弁公室が取り扱った日本からの支援物資は合わせて73万件以上に上る。北九州市は市中で調達したマスク260枚と防護服70セットを寄贈したほか、北九州空港の階段にステッカーを貼り、「がんばれ 加油中国!がんばれ 加油大連!」と大連市に応援メッセージを送った。 

大連市で新型肺炎が収束しつつある一方、日本では感染が拡大しており、北九州市でも感染者が出ている。マスク不足が生じたのち、北九州市はマスクを購入するルートを確保しようと大連市に協力を依頼した。「両市の友好関係に鑑み、大連市の関係部門と調整した結果、北九州市に無償でマスク20万枚を寄贈することになりました」と景副処長は話した。 

北九州市のほか、大連市は友好都市の京都府舞鶴市、友好交流都市の佐賀県伊万里市、石川県金沢市、東京都大田区、また交流関係を持つ北海道、和歌山県、大阪市に支援物資を寄贈した。物資の海外寄贈や国際物流に携わった経験が少なかったことから、景副処長と同僚たちは多くの困難に直面した。物資ごとに箱のサイズが異なる場合、すべて同じ大きさの箱に梱包し直す必要がある。航空貨物の輸送能力に限りがあるため、海上輸送を利用するしかない。通関の手続きやコミュニケーションで思った以上に時間がかかる……数々の困難を乗り越えて、大連市政府外事弁公室と関係部門の協力のもと、3月31日までにすべての支援物資が日本の各都市に届いた。

大連市から日韓の各都市に向けた支援物資輸送の出発式の様子

「支援物資とともに、新型肺炎との戦いにおける大連市の経験も相手都市に提供し、とても歓迎されました」と景副処長は話した。 

現在のところ、一部の日本の都市のほか、欧米や東南アジアの友好都市も大連市と連絡を取っている。景副処長は「大連市は海外の各都市と積極的に協力し、防疫物資の調達ルートを確保すると同時に、引き続き防疫物資を最も必要としている都市と友好団体に適切な支援を提供していきます」と表明した。(写真=大連市政府外事弁公室が提供)

「北京週報日本語版」2020年4月17日

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