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日本人の中国での思い出まとめた「心と心つないだ餃子」
  ·   2019-01-10
タグ: 中日友好;餃子;中日交流
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原さんは作文の中で、「10年にわたる中国での留学と暮らしの中で、私に餃子のような温かい愛を示してくれたのは、他の誰でもなく、中国人の継父です。継父と一緒に食べた餃子はまるで太陽のように私の心を照らし、私に無限の希望を与え、私の中国での生活を支え、私と継父の間に国境、血縁をも超えた親子の絆をくれたのです。餃子が心と心を繋げてくれる世界で一番美味しい食べ物だと、私は思っています」と綴っている。

また東京在住の中関令美さんは、作文の中で、南京のある女性とのエピソードを綴っている。中関さんが家族に、「中国人の友達に誘われたので、南京に旅行に行く」と言うと、とても心配した祖父母から強く反対されたという。しかし中関さんは反対を押し切って、単身南京に旅行に行った。

中学の歴史の教科書で南京大虐殺について学んでいた中関さんは南京に到着してからも、自分の国籍をとても気にしていた。例えば、空港で入国審査を受ける際、パスポートの表に書かれている「日本」という文字を隠そうと、わざとパスポートを裏向けにして審査官に渡した。また、タクシーの運転手やレストランのスタッフに国籍を聞かれるときも、とても気まずい思いをしたという。ところが日本人であることを告げても、相手が親切に接してくれることに、とてもびっくりしたという。

また南京の友人に「どこに行きたい?」と聞かれ、中関さんは、「侵華日軍南京大虐殺遇難同胞紀念館を見学したい」と答えた。紀念館を真剣に見学した後で、彼女は中国人の友人から、「歴史を改竄してはいけない。南京大虐殺の証拠ははっきりしていて、それを覆すことはできない。でも、私たちは永遠に友達」と言われ、涙があふれたという。

中関さんは作文の最後に、「空港で中国人の友達と別れた後、私には、将来日本と中国の友好の懸け橋になるという新しい夢ができた。南京での経験を心に銘記して、今後も頑張りたい」と綴っている。(編集KN)

「人民網日本語版」2019年1月10日

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