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いつまでも変わらないことで伝えるもの 女優・松峰莉璃さん
  ·   2017-09-21  ·  ソース:
タグ: 映画;役者;中日交流
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母となって見えてきたもの

「一度仕事を始めてしまうと、他はどうでもよくなってしまうほど今までの私は仕事中毒でした。でも今は子供ができて、大変だけど、楽しさもいっぱい。今後は生活をもっと楽しみたいです」と母となったことによる変化の大きさを実感し、まだ子育てと仕事のバランスがうまく取れないとしつつも、「ここ数年続けてきた脚本と演出の仕事のほか、今年は一昨年に書き上げた脚本で映画を撮る予定で、もしかしたら監督もすることになるかもしれません」と子育てに仕事に奮闘する日々となりそうだ。

そんな松峰さんだが、妊娠・出産を経て、特に痛感したのが中国人の優しさだったという。「妊娠してお腹が目立ってくると、日本ではありえないほど、周りが大事にしてくれて、もう最後の方はなんだか楽しくなっちゃって、このままもっとこの皇帝気分を味わっていたいと思ってしまったくらいです。出産後も、道を歩いているだけで、見知らぬ人でも子供や私に話しかけてきてくれます。仕事にしても、日本だと子供がいることを理由として言い出せないような雰囲気がありますが、中国だと家族は大事だから優先すべきというスタンスで、すごくありがたいです。これは日本にぜひ訴えかけていきたいですね」と力説。

いつまでも変わらないことで伝えるもの

今年は中日国交正常化45周年。両国の相互理解を進める上で、どのような努力が必要かという質問には、「個人としては国籍にこだわらないスタイルを貫き、私が変わらないようにしようと思います。一個人なので、社会に対する影響はそれほど大きくないかもしれません。でも、こういう日本人もいるんだということが、何かの変化のきっかけになればうれしいですね。また社会としては、日本人にもっと中国に興味を持ってもらえればと思います。中国人は好奇心旺盛で、エネルギッシュで、興味がわいた国や場所にはどんどん赴きます。事実、現在多くの中国人が日本を訪れています。一方の日本人は逆にだんだん外に向かなくなってきているように感じます。日本の若い世代が中国ともっとつながるようなチャンスを見つけてくだされば、今後もいい関係を築いていけるのではないかと思います」と語った。(文:玄番登史江)

「人民網日本語版」2017年9月21日

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