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日本残留孤児代表団が中国を訪問 現地の友好協会から熱烈な歓迎
  ·   2017-06-29
タグ: 残留孤児;中日国交正常化45周年;中日交流
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挨拶をする中国人民対外友好協会の宋敬武・副会長。

中日国交正常化45周年を迎え、「中国帰国者・日中友好の会」の池田澄江理事長が率いる日本残留孤児代表団102人がこのほど中国を訪問し、26日夜には、中国人民対外友好協会や中国日本友好協会から熱烈な歓迎を受けた。中国人民対外友好協会の宋敬武・副会長と池田澄江理事長は歓迎式典でそれぞれ挨拶し、在中国日本大使館の伊藤康一公使などの来賓も同式典に出席し、挨拶した。人民網が伝えた。

宋副会長は日本残留孤児代表団に対して、その中日友好に向けた積極的な活動を認め、同代表団のメンバーが自発的に中国の養父母やその親戚のもとを訪れていることに賞賛の意を示した。宋副会長は、「中日両国は一衣帯水の隣国で、2000年以上にわたる友好交流の歴史がある一方で、日本の軍国主義による中国侵略という痛ましい歴史も存在する。日本の残留孤児は侵略戦争の被害者であり、中日友好の経験者でもある。つまるところ、『歴史を鑑として、未来に向かうべき』であり、歴史的教訓を真摯に受け止めることで、世界第2位と3位のエコノミーである中国と日本の間における平和、友好、協力関係を維持し、両国の国民はこれからも世々代々の友好を続けていけるだろう」とその考えを述べた。

池田理事長は挨拶の中で、「私を含む数十人の元中国残留孤児が中国人と中国の養父母に対する感謝の気持ちを心にこめて第二の故郷を訪れ、まるで自分の本当の故郷に帰ってきたような気分を心から感じている。また、私は命続く限り、日中友好事業に全身全霊を尽くし、自分の子孫たちに日中友好の理念を受け継がせ、日中友好の使者になってもらう」と代表団全メンバーを代表して語った。

伊藤公使は、今回の訪中が同代表団の3回目の訪中活動であることを紹介。また、「残留孤児たちは幼い頃、中国人と中国の養父母に育てられ、世話してもらったので、70-80代の高齢になった今でも中国の養父母のもとを訪れ続けており、その姿からは血縁や国籍を超えた思いが伝わり、深く感動させられる。今回の訪問はちょうど日中国交正常化45周年にあたり、この活動が日中関係の改善のためにプラスの影響をもたらすことを信じている」と述べた。(編集YK) 

「人民網日本語版」2017年6月28日

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