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冬の日本ドラマ総ざらい 「キャスト」プラス「高い実用性」(二)
  ·   2017-02-09  ·  ソース:
タグ: 日本;ドラマ;中日交流
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春節(旧正月、今年は1月28日)前後、日本ドラマの冬シリーズの放送が続々とスタートし、ドラマファンは連休中にドラマ無しで過ごす寂しさから逃れることができた。例年の冬ドラマと比較すると、今年のラインナップは、「豪華なキャスト陣」が目立つ。「高視聴率男」と称される木村拓哉は言うまでもなく、松たか子、深田恭子、波瑠、大島優子など「歴代」の女神が顔を揃えている。十数本の新ドラマが「総攻撃」を仕掛けてくるのに対して、どれを観たらよいのか分からない視聴者いるなら、おすすめドラマの見どころを紹介して差し上げよう。(文:吉媛媛。信息時報掲載)

C 育児の秘伝: 学齢期の子供と大人になった子供の接し方は?

ドラマを見ながら「育児」を学ぶこともできるのだろうか?日本ドラマでは、実際に存在する問題がよくテーマとして取り上げられ、そのストーリーに見る側がいろいろと考えさせられるということも多い。現在、中国でも子供を塾に通わせる親が多いものの、経済的に子供を塾に通わせられないという家庭もある。そのような人は、俳優の阿部サダヲと女優の深田恭子が中卒夫婦を演じているドラマ「下剋上受験」を参考にしてみると良いかもしれない。

「下剋上受験」

育児担当講師:阿部サダヲ 深田恭子

昨年のドラマ「ダメな私に恋してください」で「アラサーダメ女」を演じた深田恭子が1月から放送されている「育児」という難題をテーマにした「下剋上受験」では、イメージをガラッと変えて小学校5年生の娘のお母さんを演じている。1982年生まれで現在34歳の深田恭子はついに演技の幅を広げるときが来たのだ。同ドラマで、深田恭子は阿部サダヲと、5年生の娘と一緒に貧乏でも笑い声がいつも絶えない楽しい暮しをする中卒の夫婦を演じている。阿部サダヲ演じる桜井信一は中卒であるため職場で行き詰まりを感じ、娘には同じ轍を踏んでほしくないと、偏差値41であるにもかかわらず、最難関中学を目指すよう励ます。

もともと偏差値の低かった学生が名門校を目指すというストーリーは日本のドラマにはよくあるが、同ドラマのおもしろいところは、桜井夫妻が、右にならえとばかりに娘を塾に行かせたり、家庭教師を雇ったりすることはせずに、中卒で知識が限られているにもかかわらず、娘と二人三脚で奮闘する点。その過程で親子の絆が強まっていくのを感じることができる。深田恭子は「このドラマを通して、どのようにお母さんをすればいいのか分かった」と感想を述べている。

「お母さん、娘をやめていいですか?」

育児担当講師:波瑠 斉藤由貴

NHK連続テレビ小説「あさが来た」のヒロイン役で注目を浴びた女優の波瑠が1月からは、NHK総合・ドラマ10枠のドラマ「お母さん、娘をやめていいですか?」で、女優・斉藤由貴演じる早瀬顕子の25歳の娘を演じている。早瀬顕子は娘に対する束縛心が強く、娘は自分の人形のようで、自分の生まれ変わりのような存在と感じている。そして、波瑠演じる美月は、母親への依存を高めていき、何をするにしても母親の顔色を気にするようになる。

同ドラマの脚本を担当しているのは、2014年の話題作「昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜」の井上由美子で、娘と母が同じ男性を好きになってしまい、信頼が崩れるというストーリーは、「昼顔」に続く愛憎劇だ。俳優・柳楽優弥演じるハウスメーカー工事部主任・松島太一に出会った美月は、母親の束縛から逃れたいと感じるようになり、一方の顕子は美月を引き留めるために、なんと太一を誘惑するという手段に出る。同ドラマには大げさな表現もあるものの、今の社会には確かに「大人になれ切れない子供」がたくさん存在し、子供の立場である人にとっても、親の立場にある人にとっても、何か感じるものがあるに違いない。(編集KN)

「人民網日本語版」2017年2月8日

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