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演劇で強められる中日の「絆」 北京第二外国語学院第35回演劇大会開催
  ·   2016-06-12
タグ: 中日「絆」;演劇;中日交流
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「絆」。日本のアニメ「ナルト」ファンならこの言葉を知らない人はいないだろう。中国の日本語学習者や日本アニメ好きの多くが、「絆」を「日本を最も連想する言葉」の一つにしていることだろう。今月7日午後、この「絆」をテーマとした日本語演劇大会が北京第二外国語学院で開幕した。同大会は1979年に始まり、今年で35回目の誕生日を迎える。

大会では、同校の邱鳴副校長、日本の山本恭司駐中国公使、日本国際交流基金の高橋耕一郎事務局長らが挨拶し、中国国際放送局、中国中央テレビ、中日友好協会、日本国際交流基金などから十余名の来賓が出席して審査員を務めた。

邱副校長は、「『絆』とは、志を同じくする者が繋がり合うことであり、『志向』とは互いの深い友情を意味する。『海内知己を存すれば、天涯も比隣の若し』と言われるように、友情を重んずることは中国の伝統的な美徳であるとともに、友情は国家間の『絆』の基盤ともなり得る。中日の友好はまさに数え切れぬ先人の弛まぬ努力から生まれた貴重な『絆』であり、この演劇大会が両国間の文化交流の力となり、中日友好の『絆』が一層確固たるものとなることを祈る」と挨拶した。

山本公使は、「中日両国間の『絆』をより強めていくためには、皆様のような若い世代の人たちの相互理解がますます必要である。その相互理解を進めるために、その国の成り立ちや価値観とも大きく関わりのある演劇に関心を持ち、自ら演じ、その役になりきる皆様は、日本文化の極めて深い理解者である。本日の演劇大会を機会に、皆様の日本語や日本に対する興味や関心を高めてもらい、今後の人生において、様々な分野で国民同士の相互理解、相互信頼を深め、両国の架け橋となってくれることを祈念したい」と挨拶した。

今年の演劇大会では、リメイク版『レ・ミゼラブル』、『賢者の贈り物』、流行の日本ドラマ『掟上今日子の備忘録』シリーズの『試着室殺人事件』を再現したもの、西洋童話『シンデレラ』、『昔話法廷~「白雪姫」裁判』、また日本の時代背景や風土を描いた『囚われる金魚』、『時ノ糸』、ユーモアに人との繋がりの大切さを伝える『びっくりさせられた』、人間の欲望と好奇心をくすぐる深みのある『不思議な商品』、アニメ感たっぷりの癒し系作品『深夜コンビニ』の十作品が演じられた。

演劇の他にも、大会の開幕、途中、閉幕時に日本舞踊、朗読、合唱といったパフォーマンスも見られ、学生らは極めて高い日本語力と演技力を披露するとともに、手作りの衣装や道具で彼らの誠心誠意の姿勢を十分に伝えた。

最終的に『レ・ミゼラブル』が栄冠を勝ち取り、『深夜コンビニ』と『不思議な商品』が2位に、『囚われる金魚』と『賢者の贈り物』が3位入賞を果たした。(編集MI)

「人民網日本語版」2016年6月11日

演劇で強められる中日の「絆」 北京第二外国語学院第35回演劇大会開催--pekinshuho
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