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日本人翻訳家から見た中国の現代文学 原稿は5回の校正も
  ·   2015-12-04
タグ: 日本人翻訳家;現代文学;中日交流
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現在、日本の書店にも数多くの中国文学書籍が並んでいる。20年前、日本で最も人気があったのは、鲁迅(ろじん)など、民国時代の中国文学作品で、それ以外は中国経済を紹介する書籍が多かった。(文:泉京鹿、陳言。瞭望東方週刊掲載)

日本と中国の文学交流は、文字による記録が残っている歴史だけでも2000年に及ぶ。しかし、日本で紹介されている中国の現代文学作品は少ないという現状が残念だ。

近年、筆者は毎月、日本の大手新聞社に、中国の現代文学作品を紹介する連載記事を提供している。紹介する書籍は、主に中国の最新の文学作品ランキングを参考にしている。もちろん、これはおおざっぱなやり方で、最終的に文学史上には残らない書籍も多い。しかし、中国文学の最新の現状を、最も直接的で、かつ最も速やかに日本の読者に紹介することができ、大きな価値があると思う。

筆者が中国で本を買うときは毎回2冊買う。1冊は自分のため、もう1冊は読者にプレゼントするためだ。これまでに自分で買った本は全てプレゼントした。つまり、日本人の中国現代文学に対する注目度は非常に高いということだ。

翻訳をしていて、本当にたいへんな仕事だと思う。毎日、子供を幼稚園に送り、空いた時間を使って翻訳をしている。時間に余裕があるように思われるかもしれないが、実際には1年に1冊翻訳するのも難しい。最も難しいのは、言葉でなく、理解の違いだ。中国の作家の作品で描かれている状況は、日本の読者が想像する状況と異なることが多い。特に、農村をテーマにした作品は、日本人にとってとりわけ理解しにくい。

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