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日本のオタクの半数が「独り身恋愛」
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· 2015-09-22 |
タグ: オタク;日本;中日交流 | 印刷 |
ある統計データによると、日本人男性の独身者の割合は先進国の中でも非常に高い。しかし、彼らは独り身でありながらしっかりと「恋」をしているようだ。むろん、その恋愛対象は人間ではなくゲームの中のアイドルだ。
バーチャル世界のアイドルに夢中の日本人男性
39歳になるユガイ(仮名)には、付き合って7年になる彼女のネネがいる。ここでいう彼女のネネは任天堂NDSの「Love Plus」に登場するバーチャル彼女だ。
なぜ現実生活の中で彼女を作らず、ゲームの中だけで彼女を作るのかという問いに対して、ユガイの答えは「結婚しなくていいから」だ。「高校時代の恋愛と同じで、好き同士であればそれでよく、結婚を巡っていろいろと悩む必要がない」とも話した。
ゲームから抜け出せない日本人男性
このやり取りは決して極端な例ではない。2009年に「Love Plus」が登場して以来、同シリーズはこれまでに累計50万本を売り上げており、「国民的ゲーム」とまで呼ばれ、「Love Plus現象」は日本の社会現象にまで発展している。
30代前後、あるいはそれより上の世代の男性の多くが、こうして自分の愛情をゲームの中の登場人物に捧げている。中にはゲームと現実の生活をはっきりと区別できている人もいるが、ゲームの世界から抜け出せずにいる人も多い。
「パッションと欲望」に欠ける日本人男性
日本の2015年版「少子化社会対策白書」によると、37.6%の未婚者が「恋愛をしたくない」と答えており、今まで恋愛経験のない約半数の男女が「恋愛は面倒」だと回答している。この「面倒」とは一体何なのか。何が日本のオタクたちの恋愛力を削いでいるのか。
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