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「東数西算」プロジェクト開始を受け データセンターが続々建設
  ·   2022-06-22  ·  ソース:人民網
タグ: 東数西算;データ;経済
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「流浪地球」、「長津湖」、「白蛇2:青蛇劫起」など多くの映画作品の後期レンダリングはいずれも貴州で行なわれた。貴州は世界で超大型データセンターが非常に多く集まる地域の1つになっており、域内総生産(GDP)に占めるデジタル経済の割合が34%に達する。今では「東数西算」プロジェクトの太鼓を打ち鳴らし、華為(ファーウェイ)、騰訊(テンセント)、中国移動(チャイナ・モバイル)などのデータセンターが続々と貴州に建設され、新しい応用シーンを次々に生み出している。

5月10日には、四川省成都市スマート計算センターが正式にリリースした。リリース初日、同センターでは業界のリーディングカンパニー12社が入居の契約を結び、計算力の利用率が90%を超え、リリースしてすぐにフル稼働が実現した。

同センターには人工知能(AI)計算力プラットフォーム、都市スマートブレインプラットフォーム、科学研究イノベーションプラットフォームが設置されている。同センターの建設を担当した企業の1つである智算雲騰(成都)科技有限公司の王富紅プロジェクトマネージャーは、「都市スマートブレインプラットフォームを例にすると、力強く大容量の計算力という土台に支えられて、今後は都市ガバナンスがより精密化するだろう。センターの計算力を土台として可能になった短時間のすぐ先の天気予報の基礎モジュールでは、分解能が1キロメートルまで上がり、局地的な大雨・落雷・竜巻などの天気は45分早く予報できるようになった」と述べた。

甘粛省蘭州新区にある甘粛国網クラウドデータセンターのマシンルームでは、1つ1つのデータがプラットフォームのサーバーから、国網情報通信産業集団有限公司の北京市、浙江省、江蘇省などにある研究開発プロジェクトチームに統一的に送られ、チームが国家電網新世代ECプラットフォーム(ECP2.0)や企業のマーケティング2.0などのシステム研究開発業務を遂行するようサポートする。

「東数西算」プロジェクトはたくさんの新しい応用シーンをもたらし、計算力消費の時代を切り開いた。中国科学院計算技術研究所の張雲泉研究員は、「『東数西算』プロジェクトの実施に伴って、今後は電気のコンセントのような『計算力のコンセント』が登場して、ユーザーは電力を使用してお金を払うのと同じように、いつでもどこでも、非常に便利に計算力サービスが買えるようになるだろう。将来は発電所のような『計算力工場』、電力網のような『計算力網』が登場して、ユーザーは携帯電話のデータ通信量のプランを買うように、計算力サービスのプランを買えるようになるだろう」と展望を語った。(編集KS)

「人民網日本語版」2022年6月22日

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