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「東数西算」プロジェクト開始を受け データセンターが続々建設
  ·   2022-06-22  ·  ソース:人民網
タグ: 東数西算;データ;経済
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今年2月に「東数西算」(東部地域のデータを西部地域で保存・計算すること)プロジェクトが全面的にスタートしてからの4ヶ月間に、数多くのデータセンタープロジェクトが建設を始めたり、完成して業務を開始したりし、全国で計算力の「1大ネットワーク」の構築が加速した。

データセンタープロジェクトが相次いで着工

「東数西算」プロジェクトが全面的にスタートすると、データセンターが1つ、また1つと誕生した。

6月10日、甘粛省慶陽市では、敷地面積1.2ヘクタールのデータセンターの建設が急ピッチで進められていた。これは中国移動通信集団慶陽支社が建設する甘粛モバイルグリーンデータセンタープロジェクトで、2023年末までに完成する予定だ。

「東数西算」プロジェクトの展開で、慶陽データセンタークラスターは国家データセンタークラスター10ヶ所のうちの1つと位置づけられる。完成すれば、2.5キロワット(KW)の標準ラック15万本が新たに設置され、情報インフラを下支えする能力とサービスレベルが大幅に向上する。

6月7日には、中国電信(チャイナ・テレコム)クラウドコンピューティング内蒙古(内モンゴル)自治区情報パークBエリアデータセンターの建設が、同自治区和林格爾(ホリンゴル)県で始まっていた。ホリンゴルデータセンタークラスターも国家データセンタークラスター10ヶ所のうちの1つだ。情報パークの総敷地面積は97.8ヘクタール、総投資額は173億元(1元は約20.4円)、計画ではデータセンターの建物42棟と関連施設19棟が建設され、ラック10万本以上の電源容量とサーバー100万台以上のクラウドコンピューティング能力を備えるようになる。

国家発展改革委員会が発表したデータによれば、今年4月末現在、全国に10ヶ所ある国家データセンタークラスターでは、25件のプロジェクトが着工し、データセンターの規模は標準ラック54万本に達し、計算力は毎秒1350京回を超えて、パーソナルコンピューター2700万台分の計算力にほぼ相当し、各方面で1900億元を超える投資を呼び込んだ。そのうち、西部地域への投資は前年同期の6倍増加し、第14次5カ年計画期間には、ビッグデータセンターへの投資が毎年20%を超えるペースで増加し、各方面の投資は累計3兆元を超えることが予想される。

大量の典型的応用シーンが生まれる

「東数西算」プロジェクトが全面スタートして、大量の典型的応用シーンが生まれた。

最近、貴州中雲データサービス有限公司が広東省深セン市にある瑞雲科技有限公司にクラウドストレージの支援を提供するようになった。瑞雲科技はテレビ・映画大型レンダリング業務を手がける企業で、戴開国ネットワークエンジニアによると、「これまでのシングルフレームレンダリングは作品1つに100時間以上もかかっていたが、貴州中雲のスーパー計算力のおかげで、1時間さらには数分に短縮できるようになった」という。

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