中文 | English | Français | Deutsch
 
 
ホーム 政治 経済 社会 中日交流 文化 文献 特集
ホーム >> 経済 >> 本文
  • descriptiondescription
中国の「小店経済」とは? なぜそれほど重要?
  ·   2020-07-27  ·  ソース:人民網
タグ: 小店経済;店舗;経済
印刷

数人の友人と連れだって街中の歩行者天国をぶらぶらし、久しぶりに「小店」(小規模店舗)を歩き回る。近くの横丁では何かを炒めるよいにおいがし、もうもうと湯気が立ち上がる……客引きの声があちらこちらから聞こえ、小店経済が復活したことを実感する。新型コロナウイルス感染症が落ち着くのにともなって、大通りや裏道には日々の営みが帰ってきた。

商務部(省)など7当局がこのほど共同で通達した「小店経済の推進行動の展開に関する通知」は、「2025年をめどに、小店経済モデル都市(区)を100ヶ所を育成し、サービス企業100社を支援し、人気が高く、『生活の匂い』のする小店集積エリア1千ヶ所を形成し、『百都市千エリア一億店』の目標を達成する」ことを提起した。小店経済の活性化は、なぜそれほど重要なのだろうか。

小店経済とは?

「全国小店経済発展の手引き」は小店の内容を、「小店とは小型店舗であり、登記・登録の形式では自営業者と零細企業を中心とする」と明確にした。

同局の「統計上の大・中・小・零細企業区分規定(2017年)」は小店についてより詳細な定義を打ち出し、「小店とは通常は個人消費向けの卸売、小売、宿泊、外食、家事サービス、クリーニングサービス、美容、撮影、配送サービスなどの業界の自営業者、従業員10人以下または年間売上高100万元(約1516万円)以下の零細企業、および年間売上高1500万元(約2億2740万円)以下のネット店舗を指す」とした。

小店経済はなぜ重要か?

小店経済は雇用の重要な供給源だ。データによると、19年末現在、全国で登録された小店は8千万店を超え、約2億人の雇用を生み出した。小店経済は軽視できない重要な力だ。規模・数量が大きく、雇用が多く、産業の分布が広く、サービスと業態が多様で、その集積発展は市場に活力を与え、商業文化を豊かにしている。

特殊な状況にある今年、小店経済が非常に強い強靱性と活力をみせる。小店は開設も雇用のハードルも相対的に低く、経済の活力の回復を促進する重要な役割を担う。同時に、取り扱う商品の価格が相対的に安く、現段階での人々の消費ニーズに合致しており、消費者には小店で消費する力があり、消費する意欲もある。小店は「小規模・零細企業」の中でもより小さなものであり、市場経済における「毛細血管」であり、下は億単位の消費者に関わり、上は複雑な産業チェーンに関わる。小規模商店であれ、小規模雑貨店であれ、小規模レストランや小規模理髪店であれ、こうした非常に小さな市場主体はどれも、億単位の人々の仕事と生活に欠かせないものだ。

小店経済は都市経済の中の非常に小さなパーツだが、全局に対してもつ意義は非常に大きい。街並みや裏通りに分布する特色ある小店は、経済の基本面を支える重要なミクロの力だ。少し前のショッピングイベント「第1回五五ショッピングフェスティバル」は、都市に潜む原動力を再起動させ、都市の「ナイトタイムエコノミー」を活性化し、大量の小規模ビジネスも活性化し、それによってもたらされた好材料は、人々がその目で見てきた飲食、レジャー、観光、ショッピング、娯楽など街角の小店の再度の発展であり、また目には見えないところで最先端のサプライチェーンを供給する一連の実体ある企業につながっている。

12次のページへ
シェア:
リンク  

このウェブサイトの著作権は北京週報社にあります。掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。


住所 中国北京市百万荘大街24号 北京週報日本語部 電 話 (8610) 68996230
  京ICP备08005356号 京公网安备110102005860

中国語辞書: