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複数の地域で週休2.5日制を試行 消費につながるか?
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· 2020-04-20 · ソース:人民網 |
タグ: 休暇;消費;経済 | 印刷 |
「996勤務でお金もない」休みたくてもそう簡単ではない
南京市のインターネット企業で働く王さんは、「南京にはインターネット、ソフトウェア、アウトソーシングの会社がたくさんあって、どこも『996勤務』(朝9時から夜9時まで週6日働く長時間労働)で、休みは隔週しかない。残業がないところが探すのが難しいくらいだ。最近、南京以外の多くの都市の顧客と話していて週休2.5日制の話になると、金曜午後に電話して仕事の話をしたら残業になるのかと、冗談交じりに言われたこともある」と話した。
ネットユーザーは、「誰でも休み直前の仕事が手につかない気持ちはよくわかる。金曜午後が休みになったら、おそらく金曜午前は仕事にならないだろう」と述べた。
しかし王さんは次のように話した。「自分は民間企業の会社員なので、週休2日制を享受できる人たちが『うらやましい、ねたましい、憎らしい』という気持ちを抑えられない。自分のような大多数の人にとって、会社が2日間休みをくれるだけでもありがたいことだ」。
国家統計局が発表した第4回全国経済センサスによると、18年末には中国の民間企業の割合は80%を超えた。多くの人が、週休2.5日制の現段階での最終的な受益者は仕事が安定した少数の企業・事業機関の人たちだけで、広く普及するのは難しいとみる。
北京交通大学観光発展・計画研究センターの王衍用センター長(教授)は、「目下、観光消費ニーズの発揮を妨げているのは、観光の動機でもなく、消費能力でもなく、休日制度が徹底的に実施されるかどうかわからないことだ。真っ先にやらなければならないのは社会全体が法律に基づいて休むという理念を強化し、有給休暇制度の実施状況を各地政府の議事日程に組み込むことだ」との見方を示した。
ネットユーザーは、「制度はいいが、サイフには金がない。1週間のうち6日が休みになっても、家にこもって寝ているか、テレビドラマを見るかで、気持ちに余裕があっても金銭的な余裕がない。感染症で長すぎる休暇になり、多くの企業はリストラしないだけでよしとしよう」と述べた。
財布の紐を締めて暮らすネットユーザーは、「自分に足りないのは休みではなくて現金。稼げなければ安心して使おうという気にならない」と嘆いた。(編集KS)
「人民網日本語版」2020年4月20日
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